かってに介護Q&A)高齢者のファッションはなんであんなに地味なの?
Q)高齢者のファッションはなんであんなに地味なの?
A)人によります
明けましておめでとうございます
今年も介護でござるをどうぞよろしくお願いします!
2021年はどんな年になるのかなんて全く分かりませんが、2020年は武漢ウイルスで本当にひどい年になってしまいましたから、その分今年はいい年になって欲しいと思います。ワクチンがどの程度あてになるのか分かりませんが、とにかく一区切りついて欲しいです。
とにかく明るい気持ちになりたいです。
高齢者のファッションって、なんとなく黒とか灰色とか地味なアースカラーで、柄物であってもおばあちゃん柄的なイメージがありませんか?ズボンなんていかにもゴムのモンペのようなイメージだったりしませんか?ファッション性より機能性で、とにかく楽に着れたらなんでもいい感じなんで雰囲気を感じませんか?
そしてそんな服装ゆえに「ババくさい」なんて言葉があったりもします。実際に皆さんの頭に思い浮かんだ高齢者ファッションはだいたい共通しているのではないでしょうか?分かりやすくいうなら、ちびまる子ちゃんに出てくるおばあちゃん(名前わかりません)とか友蔵爺さんとか。
想像はさておき、では実際にはどうかというと、これは若い人たちと同じで、地味な人は地味だし、派手な人は派手だし、まさに人によります。
意外でもなんでもなく、高齢者はユニクロを着ている人が割と多いし、色も赤やピンクなどの原色を好む方もちゃんといます。ヒートテックを愛用している方もいます。あったかいからいいんだよねーと本人はニコニコ。家族の方、特に娘さんとかお嫁さんとかがいらっしゃる場合はユニクロってパターンが多い気がします。しまむらもそうだしGUなんかもそうだし、今のメーカーさんは必ずしも若者だけが着るという感じではなくなっているようです。
それともう一つ大事な点があって、
家族との仲がいい
高齢者はだいたいおしゃれです。というか清潔感があります。家族の方がおしゃれだと、比例して高齢者の方もおしゃれですね。逆も然りで、家族が割とこだわりのない服装の場合は、高齢者も上記したような典型的なババくさいファッションになってます。
おしゃれなファッションをすることで明るい気持ちになるのか、おしゃれな高齢者は明るい方が多いです。
誤解しないで欲しいのですが、ババくさいファッション=ダメというわけではありませんし、ババくさいファッションだから暗いとかいうこともありません。
服を着るというのは実は想像以上に高齢者にとっては大変な作業。ボタンなんてない方がいいし、ズボンもゴムの方がいいし、靴なんて滑らなくて履きやすければなんでもいいというのはその通りなのです。
けど、だからファッションなんてどうでもいいってことではないということが言いたいです。
ファッションは気持ちが上向くし、明るい気持ちになれるし、印象もよくなります。それは若くても高齢でも同じこと。
このブログでは何度か書いてますが、高齢者だっておしゃれな方が絶対にいいと私は思っています。
だから皆さんおしゃれになって欲しいです。
ちなみに、高齢になってもブラしているおばあちゃんはそれなりにいて、大抵はおしゃれさんです。そして明るい方も多い。女らしさと書くと怒る人もいるかとは思いますが、そういうらしさってとても大事だと私は思います。