ござる介護ニュース）ネグレクト（介護放棄）と判断　夜間、電池抜いたナースコールに　特別養護老人ホームの女性職員4人処分　頻繁に鳴らす利用者がいたことから　運営の広域連合が謝罪

怒られることを承知で書きますが、私ならこの職場を辞めます。

これでは仕事できません。

これがネグレクトって言うなら、もう何もできません。ナースコールが鳴るたびに対応しなければならないのは当たり前ですが、連打されたら事実上何もできません。

しかもそのせいで「他の利用者様に何かあったら」当然職員が悪いとなりますよね。

話し合いをしたところでどうせ鳴らし続けますし、止まらないのです。

そういう例はもう嫌というほど見てきています。そもそも話し合いでわかってくれるならナースコールの連打なんてしてません。しかも「あると押してしまう」んでしょう？

介護の世界には明かな「偽善」があります。この偽善に耐えられずに辞めたり暴力に及んでしまうケースは本当に多いです。できもしない理想を掲げて、そして理想を押し付けて「それが介護」などと言うのは簡単ですが、やる方は大変。だからこそ転職も多いし、もちろん言い訳はないのですが暴力沙汰にもなってしまうのです。

理想を押し付けない実態に合った介護なら、辞める人はすくなくなると思います。

暴れる人を放置して怪我をしたら職員のせい。

暴れるからやむを得ず縛ったら職員のせい。

暴れないように家族と話し合っても結果は施設に丸投げ。

医者に相談して薬でコントロールしようとしたら酷い施設！他にもっと方法があるのでは？

ならあなたが面倒見なさいよ！

となりませんか？

私はなります。

ちなみに、上記のような場合、利用者が違うところに行くか、職員がたくさん辞めていくかのどちらかです。最終的には利用者が「なんらかの事情でいなくなるまで」負担は延々と続くし、離職も続くのです。