ござる介護ニュース)軽度者の給付費をケチるとしっぺ返しにあうよ

【結城康博】軽度者の給付費をケチるとしっぺ返しにあう 要介護1・2の生活援助の給付外しは失策!
https://www.joint-kaigo.com/articles/2022-05-23.html

介護の仕組みは複雑なので、読んでもわからない方もいると思います。
介護サービスを受けるためには、介護認定を受けなければなりません。そして認定には要介護と要支援があるのですが、要支援というのは上記の記事で言われている総合事業という制度でサービスを受けることになります。

何がどう違うのかというと、総合事業とは正式には「介護予防・日常生活支援総合事業」といって、要介護は国がサービスを提供するのですが、要支援=総合事業は各市町村でサービスを提供するのです。

もうちょっと正確に書くなら、総合事業とは要支援の方のほかに、65歳以上のすべての高齢者も対象にサービスを提供するものなのですが、上記の記事で言われているのは、この総合事業に、これまでは国でサービスを提供していた要介護1・2の高齢者も付け加えようじゃないかということ。

国の負担を減らして、地方の負担を増やすということなのです。

それに対する意見はまさに記事を読んでいただくのがいいのですが、介護の現場にいる私としては、すごく納得できることばかりです。どんな結論になるのか、注目しています。

 

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