ござる介護ニュース)認知症の介護問題

認知症母の介護問題 親戚の文句に「俺が世話する!」が地獄の始まり
https://news.yahoo.co.jp/articles/6517d8812a759d355e11878c239365b91438098d
人の目が気になってしまったり、意地を張ってしまったり。
私にもそういう面はあります。いや、そんな面ばっかりです。ちゃんとしている人間に見られたいです。
けど、それは無理だと悟ったのは、実は介護の現場に入ってからでした。
こういう言い方はちょっと失礼かもしれませんが、いわゆる「ちゃんとした大人」が、病気で大変なことになるのをたくさん見てきました。
認知症は昔は「痴呆症」なんて言われていて、本当になんにもわからなくなっていく高齢者の方々の姿をたくさん見てきました。
なんとなくの実感ですが、昔よりも今の方が、認知症の進行の程度が遅いなぁと感じるのは、介護サービスを受けたからだと思います。
やっぱり介護サービスは意味があるんだと今の私は強く思います。
なにしにこんなことするんだ?
と言われたことがあります。
俺が私がちゃんと親の面倒を見る!
と言って、介護サービスを受けようとしない方もやっぱりたくさんいます。
けど、上記の記事を読むたびに、無理しないで介護サービスを受けて欲しいなぁって思うのです。
もちろん「お金」の問題はあります。介護サービスはただではないのだから。今は1割負担(場合によっては2割)ですが、それも将来どうなるのかわかりませんし、1割と言っても場合によっては毎月数万払うこともあったりして、それはそれで大変な負担であることは間違いありません。
親の年金から支払いをしている方だってたくさんいることでしょう。
介護は先が見えない。サービスを受けても例えば認知症の症状が改善されたり、あるいは良くなることなんて、本当にあるかないかのレアケースです。
けど、現状維持なら十分可能性はあるし、その分だけ負担も減るんじゃないでしょうか?
人生の最後は病気との戦いというか、なんだか辛いですよね。
辛いからこそ、一人ではなく、いろんな人の力を借りたり、あるいはプロの力を借りないと、乗り越えられない。
人の目が気になってしまったり、意地を張ってしまったりするのは私もそうだしみんなそう。
その上で、プロにも相談してみてくださいね。
プロだからといって万能ではありませんが、必ず一緒に悩みますから。
てへ。悩むだけじゃダメですね。
解決できるように頑張りますから。