特別ではない認知症

前回、認知症の方について、周りがこそこそするというような話をしましたが、一方ではこの漫画のように

「はいはいいつものことだね」
「いいからいいから」

というような接し方をされている方もいます。私はこちらの方が断然いいと思ってます。いい意味で特別扱いしないのです。

あくまでもあんたは普通の人、という接し方ですね。

すると、あれこれ悩んでいるはずが、いつの間にかトランプで勝った負けたと楽しまれているのです。

認知症の方の中には「自分はおかしくなったのではないか」と思っている方も少なくありません。しかし、周りが「あんたは普通」という感じで接していけば「私はおかしくないのかも」となるのでして、結果的には認知症の進行を遅らせることができるのではないでしょうか?

デイサービスのよさでもあるのですが、この種の肯定感はとても大事なことだと思います。同年代の人と普通に接することができるというのは、とてもいいことですよね。

 

 

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