朝の送迎の風景 その2

認知症の方に対しては何か「納得」できることが必要で、納得すれば、穏やかになります。
問題なのは、その人固有の「納得」を見つけること。
これが難しいのです。
よく言われる一例を挙げると、財布がない!という訴えがあった場合の対処法があります。
一緒に探すのはOKなのですが、必ず「本人にも探させて」そして「本人に見つけてもらう」ようにしなければなりません。うっかり職員が見つけてしまい「ありました!」なんてやってしまったらもう大変なことになってしまうのです。
「本当はあんたが盗んでいて、こうして大騒ぎになったから知らんぷりして出したんでしょ?」
冗談みたいですが、ほんとにそうなるんですよ。私も何度か実際に見てます。そしてこうなったらもう信頼関係は文字通りのゼロ。いやそれどころか大幅なマイナスとなり、泥棒がいる!と大騒ぎになり、なんで泥棒が働いているの?となり、職員と利用者のどちらかが「出ていくまで」揉め続けることになるのです。
…っていうか、今回の絵も前回の使い回し。笑
ごめんなさい。
だって時間が(以下言い訳が続くので省略


