女同士でも恥ずかしいデイサービスの入浴
何歳になっても羞恥心があるのはいいことです。
なぜなら、それだけしっかりしているということだから。
介護業界では「同性介助」がもはや基本ですが、例えばグループホームなどでは異性介助が行われていたりもします。異性介助はぶっちゃけると「恥ずかしくない」「どうでもいい」ということで、誰に見られようが気にしない、気にならない、そもそも見られているという発想にならないからこそできること。
認知症になったりすると、性に対する羞恥心も消えていくので、ある意味仕方のないことだったりもしますが、認知症であってもそれは恥ずかしいという方も当然いて、要は人それぞれ。けれど恥ずかしいという人が多いのです。
ところで、入浴時になぜ職員が付き添うのかというと、やはり危険防止のためと、皮膚トラブルなどの観察、様々な理由でもって自分で洗うことができない方のためのサポートなのですが、
・私は元気
・どこも悪くない
・自分でできる
という強い自負心を持っている方は、ひとりでできますから!といって職員の介助を拒む場合もあります。そんな人に無理やり「いやいやいや無理だから」なんてニュアンスで介助するのはやっぱりNG。
そうですか、とさりげない見守りをする程度にしなければなりません。
そこまで元気なのになでデイサービス?という気がしませんか?
これはこれでまた様々な事情があるのですが、それはまたあとで紹介します。たまには勿体ぶってみました。笑