デイサービスのおしどり夫婦
昨日亡くなられた野村監督。私は野球を知らないくせに昨日記事を書きましたが、野球を知らない私がなぜ野村監督を知っているかといえば、やっぱり野村監督の奥様の影響が強いです。
テレビのワイドショーなんかに出てるのを見てましたから。なんかすごい女性だったなぁと、女性の私もそう思います。
けど、そんな奥様を野村監督は本当に愛してらしたんですね。奥様を追うような形となってしまいました。
奥様が先に他界されると、残された夫は途端にダメになってすぐに後を追う。
そういう感じのコメントなんかもたくさん見ました。
介護の仕事をしていると、夫婦でサービスを受けられているという方を見かけることがありますし、そういう夫婦と接していると、そこには色々な人間ドラマがあるんだなとしみじみ思うのですが、野村夫妻の話から、私も思い出したご夫妻がいます。
なので、ちょっとここで(もちろん個人を特定されてないように大事な部分以外は大幅にあれこれ変えて)6回ぐらいに渡って紹介したいと思います。
馴れ初めは奥様の一目惚れだったようです。でも、当時は恋愛結婚ではなかったのでして、お見合いの席での話。だから奥様からすればある意味とても運がよかったんですね。そしてずっと連れ添ってきたのです。そんな中で色々あって介護サービスを受けることとなり、デイサービスにやってきました。
当初からすごく仲が良くて、こういう言い方はどうなのか分かりませんが、まさに「ラブラブ」でしたね。旦那様は無口だけど実直な感じでニコニコ。奥様は陽気で気さくで、そしてやっぱりニコニコ。二人ともいつも笑顔でした。