介護崩壊が…

高齢者施設で相次ぐ感染者 「介護崩壊」現場恐々
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200425-00010002-doshin-hok

介護崩壊が起き始めています

と書くと大袈裟ですか?それとも「そうかも」でしょうか?

  

北海道の千歳市は、札幌から車で30分程度の距離に位置する小都市です。千歳空港があるので、名前は知ってる人も多いのではないでしょうか?小都市なので、とてもこじんまりとしています。JR千歳駅を中心にして様々な施設が密集していて、たまに私も子供達を連れて遊びに出かけるのですが、そこまで見るべきものはないかな。近くのデイサービスなら「外出レク」で工場見学に行くかも知れません。というのも、日清やカルビーの工場があるのです。千歳の北側というか、札幌寄りというかには、工場地帯があるのです。私は千歳空港に行きます。飛行機に乗らないでも、千歳空港にはちょっとしたショッピングモールがあるし温泉もあるし、千歳空港の近くにはアウトレットモールもあるし。

そんな千歳ですが、市内の高齢者介護施設でこんなにもクラスターが起きてるとなるともう他人事ではないです。札幌でも病院でのクラスターが起きているし、止む気配もありません。

そもそも、これは札幌だけじゃなく、その周辺だけでもなく、日本各地で起きているのです。
そして私は介護職員なので、高齢者介護施設での感染に対しては、どうしても神経過敏にならざるを得ません。

正直、今の私は、毎日デイを利用されている利用者の方やスタッフのちょっとした咳にさえ過敏になってしまっています。

もし仮に、感染者が自分の事業所に出たらどうなるのだろう?
誰にだって家族がいるし、もちろん私にだって家族がいるし、このまま営業を続けるべきなのかと経営者だって考えていることでしょう。リスクを犯してまで運営を行うべきなのか?自粛したとして利用者の方はどうなるのか?

感染が出た事業所の利用者の方を他社は受け入れてくれるのか?!

働き手もいない、受け入れ先もない、そう考えた場合のリスクは計り知れません。介護崩壊をついつい予想してしまいます。

介護業界で、この状況で、あれこれと考えない人はいないでしょう。

考えたところで、やれることをやるしかないと思うのですが、それでもちょっと考えちゃいます。先が見えないと、どうしてもネガティブになってしまうのが辛いですね。

今日もどこにでも出かけずにこの記事を書きました。一刻も早くこの事態が収束する事を願うしかないですね。

 

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