ほんとによく効くお薬
はっきりさせておきたいのですが、職員の判断でこういうことをしているのではなくて、医療行為は医者の判断。
介護職は医療職ではないので、医療行為は原則禁止されているのです。
今は少しずつ「してもいい医療行為」が増えてきてはいるのですが、まだまだ禁止事項が多いのでして、ではそういう行為をするのは誰かというと、それは看護師。
軟膏塗布とかお昼の薬の服薬などは看護師が行っているところが多いと思います。
介護施設を利用されている高齢者の大半はなんらかの薬を服用しています。逆に何も服用していないという高齢者は稀。
言い方は悪いのですが、まさに薬漬けという感じです。
高齢者自身が薬依存という感じの方も多く、不安になると「薬〜」という方もやっぱりいるのでして、あまりに薬依存だとよくないということもあるし、また飲み合わせの関係ということもあって、場合によっては
ビタミン剤
を代用するということもよくあることです。また胃腸薬で代用している方も多いですね。
プラシーボ効果
というものですが、これがまたよく効くのです。
薬は「飲んだ」という事実が大事。じゃないと不穏になってしまうこともあるので、とても気を遣う行為なのです。