かってに介護Q&A)高齢者はどんな食べ物を食べたらいいの?

Q)高齢者はどんな食べ物を食べたらいいの?
A)お肉を食べることが割と大事です
お肉って一昔前までは「太る」というイメージがあって、お肉を食べない人が多かった印象があります。実は私もダイエットのためにお肉を徹底して避けていた時期があるのです。
反省。
けど、その他にもお肉には案外ネガティブなイメージがあって、
・食感が苦手
・硬くて噛みきれない
・脂っこくて胃がもたれる
なんていうような感じで、やっぱり避けている人もいたりしますよね。
高齢者の方はかなりの方が「入れ歯」。お肉は実は歯が丈夫でないと食べられないし、内臓が丈夫でないと食べられない。けど、それを言い換えるなら
健康であればあるほど肉を食べることができる
のです。歯がしっかりして、顎の力もあって、内臓も丈夫なら、
・食感はともかくとして
・しっかり噛みきれて
・胃がもたれることもない
のだから。そしてこれはあくまでも私個人のこれまでの介護の経験を踏まえた上での感想なのですが、元気で長生きされている方は大抵の場合、お肉好きです。100歳超えのおばあちゃんが
私は肉好きだね!
と言うのを何度も見ています。つまりお肉を食べることができる歯であり顎であり内臓ということなんですね。
そもそもお肉は上質なタンパク質の塊。体にいいのです。さらには糖質制限ダイエットをしたりしている人ならご存知だと思うのですが、糖質がないために実はいくら食べても太らない。
そして、お肉を避けて生活してきた高齢者とお肉をしっかりと食べてきた高齢者とでは、やっぱり差があるんじゃないかなというのが私の正直な感想です。もちろんバランスよく食べることが最も大事だし、お肉を食べるなら野菜も必要でしょう。
けど、野菜だけというのはヘルシーでもなんでもなくて、実は体が臭くなるとか、顔も体も皺々で染みだらけになりやすいだとか、怒りやすくなるとか、疲れやすいとか、骨も脆く骨折しやすかったりだとか、もうこれでもかこれでもかといったように弊害ばっかりですよね。そもそも野菜からはタンパク質が全く摂れないのだから、野菜だけというのは体に全然よくないのは明らかです。
私も上記のようにダイエットのためと称してお肉を避けていたことに対してしっかりと反省したのちは、ちゃんととお肉を食べるようになりました。
もちろん全然太ってません。笑
むしろ「もう少し太れ」と言われる始末。笑
自慢じゃないですよ。
しっかり食べて健康な体つくりを心がけて、老後も健康でいたいものです。そしてそれは高齢者になってからもおんなじ。やっぱり歳を取っても元気でいたいのだから、ちゃんと栄養とらないとなぁと思います。