デイサービスの大問題!
デイサービスの利用者の方はかなりあれこれ注意深く見ています。
誰がどこに座っていて、どんな人で、朝は何をして、お風呂の順番はこうこうで、昼食は何時で、午後のレクはきっとこれをするんだろうな、あ、やっぱりね(私の思った通り)。この職員はこんな人、あの職員はあんな人。あっちの職員は怖い人。そっちの職員はわがまま言っても大丈夫な人…。
職員がデイを把握しているのと同様に、利用者の方もやはりデイを把握しているのです。
そして、職員の中には臨機応変が苦手で、スケジュール通りを好む人がいるのと同様に、利用者の方の中にも、やはりスケジュール通りを好む人がいるのですね。
両者とも、ちょっとスケジュールから外れることが起きると、途端に不穏になるのです。
逆に、かなりアバウトで、なるようになるぁという感じの職員や利用者の方もいます。いつも何か意味もなく楽しそうにしているのが共通項。
不穏になって怒るよりは、ニコニコしていた方がいいと言えますが、逆にスケジュール通りにするのは当たり前という考え方もありますよね。
いい悪いではなく、これがそのデイの雰囲気を決める要因の一つだとは思います。
規則正しい方がいい!
流れに任せる方がいい!
一つ付け加えるなら、高齢者の方は体力がないので、決まった動きをする方が楽というのは確かにあるのです。パフニング的なものには体も心もついていけないというのもあります。
かと言って、決まり切ったことをしていると「飽きる」という高齢者の方も確かにいるのです。
実は、案外難しい問題なのです。