認知症の被害妄想
私の悪口言ってる
私のモノを盗られた
暴力を振るわれた
等々、被害妄想は認知症の特徴の一つです。ほとんどの場合、上記の被害はないのです。対応としてはまずはしっかり話を聞くと言うのが色々な本やらサイトなどで言われていますが、私個人としては
信頼関係
に尽きると思っています。たくさん話をしたり、そして「笑ったり」することが大事じゃないでしょうか?
信頼関係はそう簡単には作れないと思うかもしれません。私が心がけているのは「いつでも誰に対しても同じ対応をする」です。よく、言葉使いとかを気にされる方がいますが、私は「振る舞い」の方が大事だと思います。
とある事業所で、入居者の方の衣服がなくなったのですが、その時に管理者の方が行ったのは、
警察を呼ぶ
でした。その入居者の方は認知症ではありませんでした。しかしかなりの高齢で、年齢相応の認知力の低下は起きていました。けれど、そこまですべきだったのかなと思います。まずは状況の確認をしないとならなかったような気がします。
又聞きなので、実は隠された真実があるのかもしれませんが、こういう話は難しいものです。そうならないためにも日頃からの信頼関係だと私は思っています。