デイサービスはきれい好きさんの塊
今のこの状況だと、自然とみんながきれい好きというか、手洗いうがいマスクという感じになってますが、元々介護の現場はきれい好きというか、きれいにするのが基本。
デイサービスで言うなら、例えば朝の送迎時には必ず手洗いうがいだし、外出レクの際にも同様。食事の前にはしっかりとアルコール消毒してふきんで拭くし、食後の食器洗いや食器拭きなどをお願いする時も同様にしっかりとアルコール消毒するし、トイレ時は手洗いを促すし、入浴はところによっては一度使ったら掃除して湯船の湯を流してまた湯を入れてから次の人が入るなんてことまでしているところもあるし、その際に使ったタオルやふきんは潤沢に用意して一度使ったらもう使わずに当日中に当然洗濯したり消毒したりするし、汚物は必ずグローブはめて処理するし、利用者が帰ったあとは必ず掃除するし、インフルエンザが流行ると「聞いただけ」でマスクだし。
それに失禁やら嘔吐やらもあるので、その対処法だって嫌でも身につきます。あっという間にきれいにしますよ。
業務の半分とまでは言いませんが、とにかく多くの時間を「清潔」に費やしているのです。もう癖になってるからなんとも思いませんが、よくよく考えると、すごいことですよ。どんだけきれい好きなのかと。
そんな感じなので、今の新型肺炎であっても、やることは同じ。
とにかく絶えず清潔の繰り返し。
何かやるたびに清潔清潔清潔。
ひたすらにこれの繰り返しです。
けど、ここまでやってもやっぱりインフルエンザにかかる人は出てくるんですよね。その他の病気になる方もいます。もはやいたちごっこです。
ところで、上記のような利用者の方はわりといます。悪気は全然ないし、きれいにしたいだけだし、昔は確かにこれでも問題なかったのでしょう。だからいきなり注意などはしません。利用者の方の行為を無にしないようにさりげなくフォローすればいいだけの話です。
きれいにするっていうのは大変なことです。