デイサービスの送迎時に心の声が漏れ出てしまいそうになる

本来であれば

「それもう聞きました」
「もう何回も聞いてます」

というのはご法度です。特に認知症の方であれば。

そもそも話した記憶がないし、話してもすぐに忘れるのが認知症の典型。

だからこそ同じ話を繰り返すのです。本人にとっては今のこの時点で話すことが初めてのことなのです。

…なんていうことはわかっているんですけどね。

でもたまにこの職員のように「もう何回も聞きましたから!」って言いたくなる気持ちもわかります。酷い場合なんて5分に1回レベルで本当に同じことを延々繰り返すのでして、

わざとやってるんじゃなかろうか?

という疑念が生まれてしまうのは、これまた仕方のないことです。もう見事に同じ話をしますから。壊れたテープレコーダーという例えは正真正銘正しいのです。

言う方は本気で忘れてる。聞く方はどんどん圧迫される。

なかなかに過酷なのです。

 

 

にほんブログ村 介護ブログへ

 

【告知】私が書きました!【告知】

介護の世界を題材にした小説を書きました。こんな世界もあるんです!広告はついてますが無料ですのでどうぞお楽しみください!