みんなで考える介護クイズ その1
新しい試みなのですが、私の知ってる範囲、調べた範囲で、毎週1度クイズを出してみたいと思います。
もちろんできうる限り「出典」を明記します。
なぜこんなことをするのかというと、根本としては、私がケアマネ試験に合格し、そして予定ではこの後研修を受けてケアマネ業務を実際に行うことになるのですが、そうなる前に私自身もう一度「介護に関わる事柄について勉強したい」と思ったからです。
そして、せっかくこうしてブログを運営しているのだから、皆さんにも私が学んだ知識をお届けしたいなぁと思ったのもあります。
私も学べる、皆さんにも介護の一助となれる(かもしれない)。
これがいわゆるwinwinってやつかなぁと思ったのです。
なお、私が作るクイズが間違っている場合も容易に想像できます。その際にはぜひとも皆さんのお力をお貸しください。つまり「出典を明記した上で、ここが違うと指摘していただきたい」のです。
そうすれば私もより学べますし、皆さんにも知識を共有することができますから。そうそう。指摘はぜひともtwitterにお願いします。
前置きはここまでにして、ではクイズの答えです。
答えはずばり「肺炎」です。皆さんわかりましたか?
ところでクイズの参考にした下記の厚労省のサイトには「悪性新生物」とか「心疾患」とか書かれていますが、具体的な内容は書かれていません。つまり「どんなガン(腫瘍)」なのか「どんな心疾患」なのかには触れられていないのです。同様に、肺炎についてもそれがなんの肺炎なのかには触れられていません。
介護の現場で肺炎といってすぐに思い浮かべるのは「誤嚥性肺炎」です。つまり肺に空気以外のものが入ってしまうことで起きる肺炎。そして誤嚥性肺炎といえば、介護において真っ先に気をつけたいのが「食事」です。
皆さんはパタカラ体操をご存知でしょうか?あれはなんのためにするのかというと「嚥下」つまり食べ物をうまく飲み込めるようにするために行う体操なのです。ではうまく飲み込めないとどうなるのか?というと、咀嚼したものや残渣(食べかすのこと)唾(ツバ)が「肺」に入ってしまい、肺が炎症を起こす。すなわち誤嚥性肺炎になるのです。
最近はインフルエンザや新型コロナウイルスによる肺炎などの物騒な病気が流行っていますよね。
そして肺炎といえば、どうしてもそちらの方に目が向きがちです。
けれど、地味ではありますが、嚥下(飲み込み)の悪さゆえに起こる肺炎に関しても注意したいものです。
【参考出典】
厚生労働省
第8表 死因順位1)(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html