1年ぶり3度目
同じことを何度も何度も話すのは認知症特有ですが、認知症ではなくても同じような行動を何度も何度もしてしまう場合があります。
困難事例とか言われたり、あるいは陰で露骨に問題老人(さらに露骨に言うなら面倒な婆さん)と呼ばれたりするのですが、不思議なことに、この手の方の情報は割と広範に共有されてしまいます。
けど、そんな方であっても受け入れます!という施設もこれまた必ずあって、そういうところはある種の「仏様」的な扱いを受けたりのするのですが、ぶっちゃけそういう高齢者は「金になる」という側面もあるので、必ずしも受け入れた側=いい施設という言い方はふさわしくなかったりします。
介護の世界はどんな人であれ弱い人を受け入れるというような綺麗な印象だったり、そういう印象を押し付けがちです。けど、どんな世界であれお金が一番大事で、そしてさらに大事なのは高齢者側(高齢者本人とその家族の性格)なのだ考えれば、困難事例と呼ばれるものの実態がわかってくると思います。
どの世界だって同じだと思うのですが、変な人や面倒な人は受け入れる側も避けたいのです。