ござる介護ニュース)アルツハイマー病新薬「レカネマブ」承認へ 原因物質を除去、国内初
ござる介護ニュース)アルツハイマー病新薬「レカネマブ」承認へ 原因物質を除去、国内初
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7eb2c37be2d65777cd024052cdbe0412953de77
対象は、軽度認知症と、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の人。壊れた神経細胞の再生は難しいため、症状が進んだ人は対象となっていない。
ここは気をつけたいところですね。それと、思ったほど改善しないかもしれないという話もあるみたいです。
けど、それでもとてもいいニュースだと私は思います。
介護の現場では(こういう言い方は良くないとわかっていますがあえて書くと)「見慣れている認知症」ですが、多くの人にとっては恐ろしい病気ですよね。
そんな病気だからこそ、「望み」はあった方がいいと思います。もしかしたら良くなるかも。という気持ちは大事だからです。
介護の世界ではもちろん認知症の治療はできません。しかし、症状をできるだけ遅らせるための方法が取られています。すなわち社会参加というものですが、孤立していると認知症状が進んでしまうので、できるだけ人との関わりを作り出そうということです。
グループホームやデイサービスなどでいろんな人(安心できる環境込み)と関わることで、できるだけ認知症状の悪化は(それなりに)防げると私は思っています。けど、それでも中にはやっぱり悪化してしまう人もいるし、そういう場合はやはり医療機関と連携しないとなりません。具体的には入院しての治療や薬の処方ですが、いろいろなものを組み合わせて安定した状態になればというのが現場の感じでしょうか。
そんな現場としては、薬の選択肢が増えるのはいいことでしかありません。
もっと研究してもらって、もっといい薬が開発されればいいですね。