些細なことにとことんこだわる高齢者に対して教科書のように接してはいけない話
こだわることが悪いのではないのですが、何かを思ったら、それに固執することが高齢者には割とあります。
服がない。
バッグがない。
あれがない。
これがない。
ここにあったはず!
こうだったはず!
言ったはず!
こうなると、例え冷静に「こうこうこうです」と伝えても一切無駄。
むしろもめたりこじれたり大問題に発展したりするのです。
本当です。
ちなみに、こういう場合、教科書的には「気持ちに寄り添って」なんて書いてたりしますが、寄り添ったら最後、服が出てくるまで、バッグが出てくるまで、ないものが見つかるまで、ずっとずっとズーーーーーーーーーーーーっとこだわり続けます。
人によって対応が違うし、場合によってはある程度怒ることも必要になります。
綺麗事では介護なんてできません。
こじれることもあるのです。
けど、こじれた時に関係を修復しやすいように、
普段から仲良く接する
ことはとても大事。
教科書のようにしてはいけないことが、介護にはたくさんあるのです。