かってに介護Q&A)介護職って実際どうなの?

Q)介護職って実際どうなの?
A)大金は稼げませんが、仕事に困ることは一生ありません
昔でいうところの3Kである介護職。今でも言うのかな?
そんな介護職ですが、実際どうなの?旨味のある仕事なの?と問われたなら、大金は稼げませんが、仕事に困ることは一生ないと答えます。
ただし、
介護職自体が専門職として間口が狭くなっていることは確かです。実際、無資格未経験でも雇います!というような感じではなく、ちゃんと研修受けてないと雇いません!という会社がすごく多くなってる感じがします。ちなみにうちの会社もそう。また制度的にも介護福祉士の資格がないと加算が取れないなどの話もあって、だから無資格の人材を引き受けにくいということもあります。
とはいえ、じゃあ研修受けたのはいいとして、服装とか会釈とか言葉使いとかが社会人としてどうなの?という人が面接にきて、しかも採用されちゃったりするなんて話も聞くと、まだまだ敷居は高くないのかもと思ったりもします。
あと、よくありがちなのですが「どうせ老人の世話すればいいんでしょ?」的なお手伝いさん的発想ではどこも雇ってくれないんじゃないかなとは思います。しかもそういう人はほぼ長続きしなかったりもします。
あと、やりがいとか、そういうのは私はどうなのかなぁと思ったりしています。
仕事は生活のためにするのだと思うからです。まずは生活できること。その後で、心の問題が出てくると思うのです。ありがとうと言われるのが嬉しいからとか、そういうのは私は「騙されてはいけないよ!」と思っています。
それよりもまずは介護のプロとして仕事をする。そしてそれなりにちゃんと給料をもらう。
ここからだと思います。これができて、ようやく心の問題になるのではないでしょうか?
ありがとうと言われても、自身の生活が苦しかったら何の役にも立ちません。
仕事にやりがいを持つことはいいことですが、同時に、仕事は金を稼ぐ場であると思っているので、どっちも大切じゃないかと思うのです。実際、介護現場はいつも人材難ですが、その原因の一つは間違いなく給料の低さにあると思うのです。
その辺りはみんな思っていて、だから何とかしようとしているのですが、なかなかうまく行ってないのが現状。
色々と問題もありますが、それでも一生食べていけるのが介護の魅力でもあります。
なんて、ようやくそれなりに食べていけるようになった私は、そう思います。とりとめもない話でした。