ござる介護ニュース)認知症の介護問題
田舎親の「介護」に振り回されそうになった40代サラリーマンの「意外な決断」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8ac943c56b9156b4d0ede66cd6a02433f7ea53a
「子供の世話にはならない」
「一人だと何もできないからここ(施設)に来た」
介護職員でこういう感じのセリフを聞いたことのない人は一人もいないと思います。もっとすごいと
「誰の世話にもなりたくない」
「とっととあの世に行きたい」
なんてセリフも多いですね。偽らざる本音だと思います。
ところでこれには二つの意味があると私は思っていて
・「生きるのが大変で辛いから早く死にたい」
・「こんな爺さん婆さんは誰も相手にしてくれない(誰の役にも立たない)」
体が思うように動かなくなったり、物覚えが悪くなってしまったり、シワシワヨボヨボになってしまったり。高齢者ってほんとに大変だといつも思います。私もそうなるんだと思うと、やっぱり暗い気分になります。
けど、不思議なもので、そういう方達に毎日ニコニコ接していると、そういうセリフを言わなくなります。
自分なりのおしゃれをし始めたり、積極的になります。
家族にはできなくて、私たちプロにできることはまさにそれ。
ある意味「他人事」だからニコニコできるのです。それでいいと最近つくづく思うようになってきました。家族の思いに心を寄せる…とか、そんなのは綺麗事。家族のことは家族にしかわかりません。変にべったりしない方がいいのではないか。
よくわかりませんが、一緒に楽しみましょうよ!
でいいんじゃないかな?って思います。
介護は大変!などと深刻ぶるより、あっけらかんとして「それよりこのマニキュア塗ってみませんか?」の方が遥かに介護になってる気がします。
介護のプロにできるのはそれじゃないかな
なんて私最近思います。