どんどん極まっていく清潔思考

除菌シートが不足しているそうですね。確かにそう思います。100均に行ったら商品が見事になくてびっくりしました。元からきれい好きで、週末ごとに除菌シートで大掃除している人が「買い溜め」していて、その補充をしに100均に行ったらどこにもないと嘆いていました。

買い溜めあるっしょと言うと、不安だから買い溜めているんだとの答え。

逆にマスクは結構出回っていて、ちゃんと吟味すればちゃんとしたマスクが買える状態。

一つの不安が解消されたら、次の不安が出てくる。そんな感じですね。

 

デイサービスでも意識の高い(「意識高い系」ではありません)の高齢者の方は除菌シートや消毒液を持ち歩いていたりします。やっぱり不安だという気持ちはよくわかります。

インフルエンザ大流行でもここまですることはなかった方々ですが、あまりにもテレビや新聞が煽ったせいかもしれません。職員側もそうなので人のことは言えませんが。

なにせ未知のウイルス。ワクチンがないのはやっぱり怖いですから仕方ありません。

しかも、北海道ではまた高齢者の「昼カラ」でクラスターが発生したとか、感染が治る気配がないのです。まだまだ油断できないのだから、できることをしようと誰だって思います。

けど、このままの状態がずーーーっと続けば、確かに安心安全のものすごく清潔な社会になりそうですが、マスクや消毒液が絶えず必要な社会って、ちょっとなぁと思うのは私だけでしょうか?

マスクの必要ない世界が今のところは想像できないです。除菌もなお一層進んでいくだろうし。

どんどん極まっていく清潔思考。それはある種怖いことなのかもしれないと書いたら批難されそうなのがちょっと怖いな。

 

 

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