言いたいことを言う人生

言いたいこと言って、歌いたいように歌う。
お互いにストレスがたまらず、とてもいいような気がするのですが…
実際にはお互いに不満が溜まってるようです。
「ちゃんとした歌歌ってよ」
「私が歌ってるんだから黙って聞きなさい」
けど、その手の陰口すら、わりとあっけらかんとして言ってしまったり。
やっぱりストレス溜まってないのかな。
認知症に限ったわけではありませんが、物忘れがひどくなった時に
「わかんないものは仕方ない」と思うか
「どうしてわからなくなったのだろう、私はだめだ」と思うのか
で、本当に違ってくるなぁと思います。前者の方が前向きであっけらかんとして、楽しそうに生きているのに対して、後者は気分のムラが激しい感じ。
どちらもその人の個性、持って生まれた性分なので、例えば、しっかりさんタイプが「今からあっけらかんとしよう!」などと思ったとしても無理じゃないかと思うのですが、歳を重ねると、その人の本当の性分が否応なしに暴かれてしまうのは確かでしょう。
ストレス云々ではなく、言いたいことを言うのはその人の本性が現れただけ。認知症になると、それがより一層強く現れるだけ。
そう思います。


