ご家族の事情は最大限考慮していますが
介護の世界は職員と高齢者の1対1の関係ではなく、家族をひっくるめたものです。
ですから、職員は実際にサービスを使う高齢者のみならず、その家族とも意思疎通を図ることになるのですが、今の世の中(いや昔もそうなのかな)、色々な家族があって、必ずしもすんなり意思疎通が図れるとは限りません。
モンスタークレーマー的な方は私は幸にして経験した事がないのですが、言った言わないの水掛け論的なことはそれなりに経験しました。
家族の方も、ほとんどの場合は無茶なことは言いませんし、定期的に家族を含めた会議も開いているので、何がどうなっているのかを全員で共有できる様な環境にもなっています。
しかし、まれに過度の要求をしてくる方がいないといえば嘘になります。
家族には家族の事情があって、その要求が必ずしもおかしいとはならないのですが、その要求がエスカレートしていく場合は要注意ですね。
また、職員も、ついつい「何でも屋さん」になってしまいがち。介護は基本「サービス」だということを忘れない様にしないといけません。つまり「できることとできないことの線引き」はしっかりしておかないといけませんね。
とか、ちょっと偉そうに書いちゃいましたけど、家族との対応は大変な時もあるなぁと。