この程度使っただけではもったいないので…
利用者の方は戦前戦中戦後を生きてこられた方なので、そのもったいない精神はかなりのものがあります。
「使い捨て」に慣れてない方もかなりいます。
それが特に発揮されるのが下(しも)関係。
リハビリパンツやパットがかなり汚染されていても、
まだ使える!
という方は想像以上の多いですよ。
「もうベチャベチャですよ」
「まだ大丈夫」「まだはけるっしょ」「これくらい汚れてないっしょ」「もったいないっしょ」
と言ってはこうする方はかなりの数います。
汚染ずみのリハビリパンツをうっかり捨て忘れると普通に履くなんてことは普通にあります(うっかり捨て忘れること自体滅多にはありませんが)。
リハビリパンツの性能が良すぎるのもあるのかもしれませんが、もったいないで育ってきた利用者の方は、とにかく捨てることが苦手。
リハビリパンツに限らず、かなりボロボロのバッグを使ったり、何十年も着ている服を着たり。
そういう時代に育ったのだなぁって思います。