わかっているけど忘れてしまうというのはわかってない証拠ではなく、わかっている証拠

もちろんダメなことなのですが、いつもいつも同じルーティーンで仕事をおこなっていると、たまに油断してしまいます。

例えば、送迎時に持ち物チェックを「ついうっかり」忘れてしまうことがあるのです。いつもちゃんと持ち物は揃ってる。最初のうちはしっかり確認するのですよ。それこそしっかり。それがしばらくして利用者の方にも馴染んできて、だんだんと惰性になり、挙句には「調べてはいるけど、いつもちゃんと入ってる。大丈夫。そうだ!今日は少し急いでデイに戻らないと!」とかなんとかでチェックがうやむやになり、そしてそんな時に限ってデイに着いてから

「〇〇がない!」

ということに気づくのです。

やってしまったぁ!

ところで「わかっているけど忘れてしまうというのはわかってない証拠」なんて言ったりしますが、私はそうは思いません。実際にはわかっているのですから。

人は常に失敗する生き物だと私は思います。というか、私なんて失敗だらけですよ。けど、失敗することで理解がより深まったりします。

物事がマンネリだと「無意識的にわざと失敗してメリハリをつける」のではないかと、私は思います。逆に言うなら、わかっていても無意識的にわざと失敗するのではないでしょうか?そうすればより深く理解することになるので。

つまりどんな状況であっても「失敗は定期的に発生するもの」なのではないかと私は思うのです。むしろわかっているからこその失敗なのです。だからわかってはいるけど忘れてしまうというのはわかってない証拠ではなく、わかっている証拠なのだと思います。

なんて屁理屈にも似た言い訳をあれこれ考えながら後悔するのです。

失敗したぁ。すみません。

 

 

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