物盗られ妄想

被害妄想としてはわりとポピュラーな妄想の一種です。

具体的な話に関しては皆様に調べていただくとして、一般的な対処法としては「一緒に探す」「見つけてもらう」のがベスト。仮に職員が見つけたとしても、「あ、ここにありましたよ!」などとやらないようにしないといけないのです。

というのも、この妄想は「誰かにお金を盗られた」というのが大前提なのでして、言い換えるなら

犯人探し

になってしまうからです。だから「犯人なんて最初からいない、なぜならあなたがうっかり(どこかに)しまい忘れただけなのだから」というように(言い方は悪いのですが)誘導してあげなければならない。

そうしないと「誰か」を疑い続けることになるからなのです。

ところで、昨日書いたことについても関連しますが、そもそも多くの方は、高齢とともに金銭感覚も衰えていき、金銭に関する執着が減っていく傾向が強いと私は感じています。外出レクで何かを選んで食べようとする場合、値段を気にしない高齢者もわりと多い、というか、値段を気にして「これは高いから食べない」なんて高齢者は見たことがないです。食べたいものを選んで、値段はいくらなのか全く気にしない方がほぼ全てです。

なので、デイサービスなどでの金銭トラブルはあまりないのですが、まれに上記のような妄想もあるのでして、そういう方はわりと「金銭にこだわりがある」方だなぁというのが私の認識です。

 

 

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