かってに介護Q&A)良いデイサービス見分け方ってありますか?
Q)良いデイサービス見分け方ってありますか?
A)あります!簡単な見分け方もあります!
デイサービスってなんのこっちゃ?から始まって、いざ体験利用してみて、ここはいいデイサービスかも、おばあちゃん息抜きに行っといで!なんてなったりするのですが「本格的に利用してみるとやっぱりハズレだった!」なんてこともあります。
デイサービスと他の介護との最大の違いは「人の多さ」。介護の多くはマンツーマンに近い形で行われるのですが、デイサービスだけは職員一人が大人数の方を相手にするのです。ということはどういうことかというと、一人一人に向き合うことがなかなかできないということでもあります。
あっちこっちからあれこれ言われて、それに対応、しかも笑顔で対応しなければならないのです。中途半端にすると必ず文句も出ます。
やってみるとわかりますが、実はこれってなかなか大変。
ところで、そういう対応ができないデイサービスはまず例外なく「静か」。これは覚えておいて損はないですよ。「落ち着いている雰囲気」ではないのです。これは勘違いしやすい部分ですが、落ち着いているのではなく、大勢に対応できないだけです。その証拠に、対応できているデイサービスは「賑やか」で笑顔が多いのです。利用者の方の顔を見ればわかります。
静かなのは、静かにしている方が無難だから。静かな方が職員は対応しないで済むし、利用者も気を遣わないで済む。だから静かなのです。さらに、静かということは「利用者が無表情」。笑っているのに静かなんてことはあり得ません。笑っていると必ず賑やかになってしまう。楽しくないところにいたいでしょうか?私はいたくありません。
なので、静かを売りにしているデイサービスは、私はお勧めしません。
というわけで、ここまで書いてきて結論なのですが、良いデイサービスの簡単な見分け方は「利用者の方の表情」です。笑顔が多ければ間違いなくいいデイサービスです。表情がなかったり、笑顔がなかったりするところはNGだと思ってもらって大丈夫。
それともう一つ。
職員がフロアをうろうろしているのは良いデイサービスです。それだけ利用者の方と「いい関係が築けている」からです。チェック表とかと絶えず睨めっこしているのはNG。書類と向き合って利用者の方を向き合わないのは本末転倒だからです。
いいデイサービスは必ずあります。
いいデイサービスで楽しく過ごしたいものです。