かってに介護Q&A)認知症ってどんな種類があるの?その5 その他の認知症について
Q)その他の認知症ってどんなものがありますか?
A)ちょっと深刻な認知症があります
渡辺謙さんの映画で「明日への記憶」というのをご存知でしょうか?
この映画の中で50歳になる主人公が罹ってしまったのが若年性認知症です。
若年性認調症とは、65歳未満の方が発症してしまう認知症を差しますすが、具体的には脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症が主で、全体の約6割をしています。症状はそれぞれの認知症の症状が出るのですが、その年齢が若いと若年性という呼び名に変わるのです。
まだまだ働き盛りだったり、コソだけに奮闘していたり、人生を頑張って生きていらっしゃる方にとって、認知症はものすごく怖い病気だと思います。特にこの若年性認知症の平均発症年齢は51歳。
映画でも主人公は自分の不幸に絶望しかけます。
私だったらどうだろう?
たくさんの認知症の方を見てきていますが、それはある意味他人事。いざ自分がとなったら、やっぱり泣きそうです。
このほかには事故などで頭に怪我をしたときや、大量のアルコール摂取で脳が萎縮するアルコール性認知症、正常圧水頭症で引き起こされる認知症などがありますが、注意してもなってしまうタイプの認知症ならいざ知らず、予防できる認知症もあるので、できる限りの努力をしたいものです。