かってに介護Q&A)介護保険サービスってなに?その1
Q)介護保険サービスってなに?その1
A)まずは最初の手続きから紹介します
私ちょっと考えました。
そして思いました。
このブログは介護ブログだけど、エピソード中心で、役立つ情報的なものがないなぁって。
なので、自分にできるかどうかはわかりませんが、今回から少しの間は、実際に介護サービスを受けようと考えている方にとって参考になるような介護サービスの一連の流れをQ&A方式で投稿して行きたいと思います。
今回は第1回目。
まずはどうやったら介護サービスを受けられるのか、今回はその流れについて、私ももう一度みなさんと一緒に学んでいけたらと思います。
大前提として、介護サービスを受けるには、最初に介護認定を受ける必要があります。介護認定を受けない場合は介護保険が使えないので、全額負担で介護サービスを受けなければなりません。けれど、よほどのことでもない限り、そういうことはないです。私は全額負担で介護サービスを受けているという話をまだ1度も聞いたことはありません。
介護認定を受けるためには各市町村の役所などにある介護保険課(名称はそれぞれ場所によって違うかもしれないので、窓口で確認してください)にて要介護認定の申請書を使って申請しなければなりません。
必要事項を記入し、介護保険者証を添えて提出します。
※介護保険については次回に説明します!
分からない部分があっても大丈夫です。窓口で色々丁寧に教えてくれますので、まずは遠慮せずに聞きたいことをしっかりと聞いてください。役所の手続きはどんなことでもあっても煩雑だし面倒だし、待ち時間もかかるし大変ですが、ここを乗り越えてくださいね。
申請後は、主治医に意見書を依頼することになります。
主治医と聞いてピンと来ない方もいるかもしれませんが、これは介護サービスを受ける方(おじいちゃんおばあちゃん)が普段通っている病院、内科だったり整形だったりの先生で構いません。大抵の場合は、そもそも医者に通っていて、その状態で普段の生活に支障をきたす方が介護サービスを受けるという形になるかと思います。だから普段通っているその先生に対して、介護認定を受ける人がどんな状態であるのか記載してもらうことで、どんな状態なのかを認定する側が把握するのです。
意見書を役所に提出後に、今度は認定調査を受けることとなります。
役所から委託された社会福祉協議会から、担当の方が実際に本人の状態確認のために面談に来ます。注意して欲しいのは、高齢者の多くは、役所とかから人が来ると「私はしっかりしている」風を装ってしまうこと。いつもと違って言葉使いが良くなったり、背筋がちゃんと伸びたりするのです。面談の目的は「いつもの様子」を知ることなので、そこはあまり気負わずにいつものようにしてください。
このように2つのことをした後で、それを元に介護度が介護認定審査会にかけられて判定されます。
時間としては、申請後役1ヶ月位かかるかと思いますので、気長にお待ちくだ……
待てないから介護サービスを受けるのですよね。
けど、そこは仕方ありません。待っててくださいね。役所もただただ時間を使ってるわけではなくて、こんなことをしています。
・一次判定)認定調査の内容をコンピュータにかけて判定
・二次判定)一次判定の結果と主治医意見書を元に介護認定審査会にかけて判定
そんなことをしているので、いずれにしても待つしかありません。
そして結果が自宅に届いて、やっと介護サービスを利用できるのです。
今回は認定までの流れでした。次回は上記で触れた、介護保険についての説明をしていきたいと思います。