デイサービスの高齢者は包み隠さない

デイサービスはみんなで仲良しこよしではありません。
いじめこそありませんが、不平不満を持ってる方はそれなりにいます。
特に人間関係。
人間関係については、わりと素直に、そして隠さずに「あの人嫌い」「あの人好き」と意思表示してくるのです。職員側としては、座る位置を離したりくっつけたりして工夫したり、あるいはデイサービスに通う曜日を変えたりして対応しているのですが、うまく行くこともあればうまくいかないこともあります。
ただし、人間関係が複雑かというと、私はそうは思いません。良くも悪くも素直に意思表示してくるので、陰でコソコソというのはほとんどない気がします。我慢していても、例えば入浴時には職員とマンツーマンになったりするので、わりとすぐに「あの人はどうのこうの」と本音が出てしまいます。
それを聞いた職員は情報共有して、そして配置換えをしたり曜日変更を考えたり。
そうそう、たまに人間関係でかなり攻撃的な方もいますが、不思議なことにとある共通点があります。面白いのでその共通点を書きたいのですが、ちょっとここでは書けません。
おそらくは多くの介護職員が納得してくださると思うのですが、だからこそここには書けません。
でも、はっきりとわかるので要注意です。
そして逆にかなり穏やかで品の良い方に関しても、これまたはっきりした共通点があります。
そういう意味では「その人の人生がちゃんとにじみ出てくる」んだなぁとつくづく思います。


