デイサービスが行うのは、お手伝いではなくサポート
デイサービスでは、利用者に対しての必要以上の介助はしないようにしています。介助しすぎるとその分だけなにもしなくなったりできなくなったりするのです。つまりその方の能力が低下するのです。能力が低下しないように、あるいは低下の速度をできうる限り遅らせる。これが大事な大事なデイサービスの役目。
だからあくまでも「できない部分をサポート」が基本となります。
けれど、中には「世話をするのが役目」だと思ってる職員もいて、そういう職員はとかく何かと世話を焼こうとしてしまう。
かくいう私も初心者時代は何をしたらいいのかわからずに、世話を焼こうとしていました。そして
「先輩はただ立ってるだけで何もしてないけどいいのかな?」
と思っていました。
ひょっとしたら、いや、ひょっとしなくても、外部の方でも「あの職員何してるんだ?」と思う方がいるかもしれませんね。
しかし、何もしてないのではないのです。このあたりは言葉でいうのは難しいですね。
そんな説明ではなんかもやもやするという方に対しては、逆にこう考えて下さればいいと思います。すなわち
「忙しなく動いているのは、新人職員なんだ」と。