我慢強すぎるデイサービスの利用者
以前にも書いた気がすると思って調べたら、爪ではありませんが、こういうことを書いてました。
高齢者の足の事情
https://dayservicelumi.com/2019/05/12/ashinozizyou/
というか、ブログ開始して第2回目の記事でした。去年の5月12日付。そうなんだ。もう少しでこのブログも1年になるんだなぁ。しみじみ思います…
いやいや、しみじみしてられない。笑
巻き爪とか白癬とか、介護職員では切ることのできない(医療行為になるため)爪はどうにもできませんが、普通の爪(病気など何もない)なら介護職員でも爪切りができます。やっぱり入浴の後に切ることが多いのですが、たまに足を引きずるようにして歩いている方がいて、聞くと
足が痛いの
ということで、見せてもらうと巻き爪だったりすることがあります。
そういえば、これは利用者ではないのですが、私の知り合いで50代の方ですが、かなりの巻き爪な人がいます。けれど、聞くと
全然痛くない
痛いと思ったこともない
爪を切るのは大変
という人がいます。これから痛くなるかもしれないですよと脅かしておきました。笑
でも「いやぁ困るなぁ」と全然困ってない様子。
上記利用者の方は看護師に見てもらい、そしてその後に病院に行っていただきました。
昔の方は、わりとなんでも我慢する方が多いです。我慢強すぎるというか。なくなる間際に病院でガンの末期と診断された方がいるのですが、全然そんなそぶりも見せずに、普通に生活していました。私たち職員もまるで気づかず。
ある時から、少し顔をしかめることが多くなり、どうかされましたか?と聞いたら「なんでもない」。けど、心配になったので家族の方に連絡して病院に行ったら「末期です」
戦争に行った経験を持つ方だったのですが、すごいなと思う反面、やはり我慢しないで欲しかったとも思います。
痛みは大事なシグナルです。我慢しないでくださいね。