雪の降る日であっても
デイサービスを利用されている方は要支援、要介護といった介護認定を受けている方です。
この要支援、要介護という言葉についてはそのうちしっかりと説明していこうと思っているのですが、簡単に言うなら「介護サービスが必要な方」ということです。
デイサービスに来ている方はデイサービスという介護サービスが必要だからデイサービスに来ているのです。
多くの方は「介護サービスを受ける」=「介護が必要」=「本人はかなり弱っている」という発想をお持ちではないでしょうか?
しかし、中には雪の降る朝の送迎時であっても「外に出て車を待っている」という方もいます。
なぜこんな方が介護を必要としているのか?
というレベル。もちろん見た目だけではそういうことはわからないのでして、寒い日に外に出ているくらい元気だから介護不要とはなりません。また介護が必要な方でも、昔の人だからなのか
しっかりしないと
できることは自分でしないと
車で送ってもらって申し訳ない
などと自分に言い聞かせている方もいるのです。寒いから部屋で待っててくださいと声をかけても、それでも「しっかりしたい」「なるべく人に迷惑はかけない」という気持ちがそうさせるんですね。
だからその方は元気!…とは限らないのが介護の世界なのです。