【介護職員の3k事情】困難事例で見逃していること
これはもう実際に仕事をしてみないとわからないのですが、「これは大変だぞ・・・」と思うようなことが起きたりします。
中でも、いかにもありがちなのは「人間関係のいざこざ」。
何も職員同士のトラブルだけじゃなく、職員対高齢者、高齢者対高齢者感であってもいざこざは起きるのでして、あの人嫌い、この人と同じテーブルは嫌、等々、人間関係を巡るトラブルは多かれ少なかれどの施設でも起きることではないでしょうか?
かくいう私も、そんなのはよくあることで、例えば、とある高齢者からものすごく拒否された経験があります。
その方は私の顔を見ただけでも「ものすごい顔をして」顔を背けるのです。けれど、他の人にはものすごい愛想笑い。これを本当に瞬時に切り替えるのです。まるで二重人格者のようにガラッと変わるのですよ。
こういうことをされると、大抵の人は傷つく。そういうレベルで接してくるのです。
実はこの方は脳に障害がある方なので、やむを得ないといえばそうなのですが、それでも私も人間。少なからず傷つきました。
よく「そうされるのは原因がある」とか「病気だから仕方ない。もっと思いやりを」とか言ったりしますが、そう言う人がいざ自分がされたりするとものすごく狼狽したり動揺したりするのを見てきた経験からは、やっぱり辛いものは辛いのだとしか言えません。
こういうある種の「人間関係」に疲れて辞めていく職員だっているのです。
メンタルケアなんて言いますが、介護職員に対するケアってのは、驚くほどにありません。それどころか、人がいないから仕方ない頑張れ的な扱いは、大なり小なりどこでもそうじゃないでしょうか?
そもそも「利用者様が最優先」
あくまでも個人的な意見ですが、そういう状況で精神的にやられちゃったりして事件を起こす職員って、案外いるんじゃないかなぁ。
結構理不尽な状況に置かれたりすることがあるのです。